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【 天津概況 】
北京、上海、重慶と並ぶ中央直轄市であり、行政レベルでは省と同格となっています。首都北京と渤海湾に隣接し、昔から海外の玄関として栄えてきました。天津は川も多く、かつては江南から運河や海路で北京へ運ばれる物資が、この地で陸路輸送に切り替えられ、また、海からの外敵を守る前衛地でもあり、「天津衛」とも呼ばれてきました。最近では郊外の開発区に外国資本を誘致して、大型工場が立ち並び、軽工業、機械、電気、化学、自動車産業が盛んで、工業都市に変貌しつつあります。京哈線(北京−ハルビン間)と京滬線(北京−上海間)の分岐点で、南北陸路の交通の要衝であり、北京とは高速道路で結ばれています。また、中国北部最大の貿易港(天津港と天津新港)を擁しているため海陸ともに交通の便が良くなっています。航空輸送についても、天津空港からは中国各地への国内便のみならず、日本、韓国、ロシア、香港への国際便もあり、旅客・貨物輸送ともに近年利便性が向上しつつあります。
【 気候 】
海が近い割には、年間を通じ乾燥して、夏は暑く、冬は寒い、大陸性気候の特徴を持っています。春には風が強く、黄砂を観測することもあります。夏はとても暑く気温は40℃を超えることもあります。秋は比較的過ごしやすい気候ですが、時期は短く、すぐに川や湖も凍る冬になります。冬は天津名物の霧が多く、濃霧になると高速道路も閉鎖になってしまいます。
【 地理 】
総面積は11,920m2で秋田県とほぼ同じぐらいです。緯度は北緯38度でこれも秋田・盛岡とほぼ同緯度になります。華北平原の東北部にあたり、西北に燕山、東南は渤海湾になっています。市内はほぼ平坦で山を見るには西北の市境まで行く必要があります。

【 歴史 】
漢、隋代に運河が開かれ土地が整備されたことにより、天津の歴史が始まります。明代初期には「海津鎮」がおかれ、「天津」というのはその後改められたものです。清代には「天津府」と呼ばれて隷州に属していました。
19世紀半ば列強の圧力により、天津は「通商港」として開港を余儀なくされました。「天津条約」(1858年)により、市の中心部が外国列強8カ国に租界地として占有されました。今でもその名残ある洋館が市内随所に残され、独特な町並みを作り出しています。
辛亥革命で成立した中華民国が「天津特別市」を設置、1949年中華人民共和国成立後、天津は解放され直轄市の一つとなりました。その後、港も国内で重要な貿易港として栄えてきました。
1976年に起きた唐山地震では大きな被害を受けましたが、その後は北京に近く交通の便も良いことから、市内各所に開発区ができ、工業、商業、科学技術を持つ街へと変化してきました。
天津市は神戸市と1973年に姉妹都市となりました。その後、姉妹都市は世界各都市へと拡大し、友好親善、文化・技術・経済交流が行われています。
【 天津市基礎データ− 】
・面積 11,920 km2(秋田県とほぼ同じ、市街区は173km2)
・人口 1,001万人(市街区597万人)
・位置 北京市の南東140km、東50kmに渤海湾(北緯38度 東経116度)
・時差 日本標準時−1時間(日本が9時であれば天津は8時)
・交通 北京まで鉄道(直通快速)で約1時間20分、車で高速道路利用約2時間
市街より天津国際空港までは、車で約30分
天津―神戸間定期フェリー「燕京号」が週一往復(片道48時間)
天津―仁川間直行フェリーが1991年12月より開通
・気候 年平均気温12℃(最高37℃、最低マイナス10℃)、年間降水量500から700mm
・通貨 為替レート 1元=約13円
・姉妹都市 神戸市、四日市市、千葉市、メルボルン、フィラデルフィア、ロンバンディア
(イタリア)、仁川
・日本人会 会員企業267社、会員数は697名、留学生30名登録(2004年10月現在)
・日本人学校 99年開校 04年10月現在 生徒数80名 教師13名(2004年10月現在)
・日本人居住者数 在留登録をしている日本人は1800名だが、実数は2000から2500名ぐらい
【 天津市主要経済指標 】(2004年1月〜9月:天津市統計局発表)
| ・GDP
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2,089.78億元
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15.7%増
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・第一次産業
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64.82億元
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5.8%増
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・第二次産業
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1,138.56億元
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18.9%増
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・第三次産業
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886.40億元
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12.3%増
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・輸出額
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144.43億米ドル
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42.9%増
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・外資導入(契約ベース)
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43.01億米ドル
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53.5%増
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(実行ベース)
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19.24億米ドル
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35.0%増
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・固定資産投資額
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883.72億元
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24.2%増
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・社会消費品小売総額
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777.34億元
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14.9%増
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・消費者物価指数
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2.3%増
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・工業製品出荷価格指数
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3.6%増
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・都市部登録失業率
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3.78 %
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0.06%減
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